気持ちよさを追求すると「見えないルール」が必要になるのかもしれない
2014年は「気持ちよさ」にこだわろうとした1年でした。
僕はキャンプなどアウトドア好きなんですが、外で焚き火するとか、テントで寝るとか、外で美味しい料理を食べるとか、これが気持ちよくてやってます。
だだっ広い草原に寝っ転がったり、満点の星の下で好きな音楽を聴いたり、もう想像するだけでヨダレが、、(笑)
さて、そういう環境で「気持ちいい」を作ろうと思うと、1人しかいないんだったら、割りと簡単に作れちゃう。(独り暮らしの部屋と一緒で)
でも、そこに複数の人がいると、簡単じゃなかったりするので、そのことについて。
よく勘違いしてしまうのが、みんなが好き勝手自由に振る舞えることで「気持ちいい」を作れるかというと、決してそうではないということ。
よく観察してみると、自由に振る舞える自然の中で生活した時に、人が真っ先に何をするかというと、いらなくなったゴミを好き勝手な場所に捨て始めたりする。
ゴミが散乱することはなくても、放っておくとゴミ分別のためのゴミ袋(特にコンビニ袋)がそこら中に増えて、「気持ちいい」とはかけ離れた状況に陥る。
じゃあ、「ゴミは所定のゴミ箱(袋)に」って貼り紙作るのも違くて、そりゃ貼り紙だらけのキャンプなんて、全くもって気持ちよくない。
「気持ちいい」環境を作るためにはルールは必要なのだけど、そのルールがあからさまに見えると気持ちよくない」
だから「見えないルール」を作らないと「気持ちいい環境」は作れない。
ここで気付くのが、ただ気持ちよく過ごしたいだけなのに、その環境を作るのが如何に難しく、人間の英知が必要かってことだ。
【次回】「見えないルール」作りが上手い人はどこにいる?